本助成金で行った活動の概要

フードバンクとフードパントリーにより、食料品や生活用品、特に米を購入して、寄付していただいた物品と共に、物価高騰などの理由で生活が厳しい家庭(主にひとり親家庭、外国にルーツのある子供がいる家庭、失業中の人など)に配布し、その際傾聴・相談を行い、様々な支援に繋げる活動を実施しました。

活動成果

それぞれの家庭の状況に応じて、必要とされるものを配りたいという思いから、丁寧に聞き取りを行い、購入配布するようにしましたが、結果的には米や生活用品などが一番喜ばれました。配布にあたっては、外国人支援者や民生委員などにご協力をいただき、現況を確認いただくとともに、今後必要とされる支援についても把握することが出来ました。

見えてきた課題と今後の取組

今回の事業では、助成を受けた直後から物の値段、特に米の価格が高騰し、購入時期や量の調整などがとても困難な状況でした。新米が出たら下がるなどの情報をもとに、購入時期を遅らせ、その間は寄付していただいた物品を中心に配布しましたが、結果的に高騰を続け、スーパーなどでの購入制限も加わり、確保することがとても難しい状況でした。

一方で想像以上に苦しい家庭が増加していることが分かり、継続することの必要性と他団体などとの連携の必要性を感じました。

 

赤い羽根 ポスト・コロナ(新型感染症)社会に向けた福祉活動応援キャンペーン 令和6年度『生活困窮者への緊急支援活動助成』を受けて実施しました

寄附を頂いた皆様に感謝もうしあげます